杉田明十志

Sugita Meijushi

1990 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業 88年末より独学で人形制作
個展、グループ展多数
2001年末より、伝統人形の原形制作を始める。
静岡市の亀山画廊で毎年開催される「ひなまつり(2月)」に参加。
現在は福島県にて、三月、五月の節句人形や干支人形など、伝統人形の原形を中心に制作を続けている。

春の花

創作おひなさま『天上の音楽、あなたの日々』の官女たちです。

春の花 ―花―  15㎝
春の花 ―耳をすます―  14㎝
春の花 ―つぼみ―  11㎝
素材: 石膏胡粉彩色、レジン、布

桐塑人形 猫Pot

伝統技法、桐塑木目込みのキャンディーポットです。

桐塑人形 猫Pot (黒)
桐塑人形 猫Pot (銀)
 ともに 12cm 桐塑、布 

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マリオネット

数年前から始め、以前のMISOROGI人形展でも展示をした、マリオネット「nanika」シリーズです。
ときおりふと思いつく姿のラフスケッチ(なぐり書きのような…)していて、その中から生まれた作品です。
「nanika」は、作る前からあまり細かいことを決めずに、思いつくことをそのつど取り込んでゆくので、最後にどのような姿になるのか、なかなか見通せません。
また、なぜこの姿にまとまったのか、自分でも説明しにくいのです。

宿る胸を探すココロ天使

彷徨うハート(心臓)から歪んだ手足と翼が生えている姿が最初でした。ちょっと“目玉親父”に近かった。

マリオネット 宿る胸をさがすココロ天使 
26cm  桐塑、アクリルガッシュ

聞こえない歌を歌う天使 ―『菩提樹』(少年)(少女)

最初に浮かんだのは、歌っている白い少年の姿。体にはその歌の楽譜が刻まれています。
どんな歌かは分からないけれど、静かに、ちょっと悲し気に歌っているのです。
具体的に造形する過程で、少しずつ姿形が定まって、小さな羽が生え、天使になりました。

マリオネット 聞こえない歌を歌う天使 少年 
 34㎝  桐塑、アクリルガッシュ

マリオネット 聞こえない歌を歌う天使 少女  
 34㎝ 桐塑、アクリルガッシュ

黒い服の天使(参考展示)

マリオネット 黒い服の天使 少女  
 33㎝  桧、油彩、布

桐塑磁石

手びねり桐塑磁石は、桐塑人形を作る際に余った桐塑で、手びねりで作りためた小品です。
磁石を付けて、マグネットピンとして使えるようにしました。

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